One-stop service center for school legal affairs

早稲田リーガルコモンズ法律事務所

学校法務センター

学校法務センターとは

About

2025年春の改正私立学校法の施行を控え、学校運営を巡る事業環境は急速に変化しています。

当事務所では創設以来、様々なご縁を得て、学校法人の運営や教育現場にまつわる法律問題についてのアドバイスを多く行ってまいりました。

この度、早稲田大学で長く理事を務め、学校運営に精通する島田陽一弁護士が事務所に参画したことを機に、所内に「学校法務センター」を立ち上げました。

本センターを中核として一層の知見の集積に務め、学校法人の方々のリーガルニーズに的確かつ迅速に対応できる体制を作ってまいります。

取扱業務分野

Service

01

労務管理

Labor Management

教職員の雇用から勤務条件の整備まで、弁護士の視点で適切な労務管理をサポートします。法令遵守やトラブル未然防止に注力し、学校現場ならではの課題にも迅速に対応。就業規則整備も安心して気軽にご相談ください。

担当弁護士

島田

遠山

藤本

02

法人運営、組織変更、規程類改訂実務

Corporate Administration, Restructuring, and Policy Revisions

学校法人の運営や組織改編、規程類の改訂実務をトータルにサポートします。最新の法令や文科省通知を踏まえ、必要な手続きや書類作成にも的確な知識と経験を活かして対応。組織再編や運営効率化も円滑にお任せいただけます。

担当弁護士

村方

河﨑

西野

03

知的財産、著作権

Intellectual Property & Copyright

教育現場で生じる知的財産や著作権の問題を正確かつ迅速に解決へ導きます。授業資料や研究成果の利用範囲、第三者権利との調整など、複雑な論点も深い知見をもって対応。契約書作成、権利侵害対応等もサポートします。

担当弁護士

稲村

尾川

04

個人情報

Data Privacy

学生や教職員の個人情報保護に関するリスクを徹底的に洗い出し、対策を講じます。プライバシーポリシーの策定から情報管理システムの構築まで、実務経験豊富な弁護士が支援。漏えい等を防ぎ、学内環境を整備します。

担当弁護士

森山

05

危機管理、事件対応

Crisis Management & Incident Response

自然災害や不祥事など、突発的な危機に迅速かつ適切な対処が求められる場面をサポートします。初動対応から事後処理、再発防止策の立案まで、刑事・民事両面での助言を提供。マスコミ対応手順整備もお任せください。

担当弁護士

竹内

加賀山

加藤

06

研究不正

Research Misconduct

データ改ざんや盗用など、研究活動における不正行為を予防し、健全な学術環境を守ります。内部告発の取り扱いや調査委員会の運営など、公平性と適法性を確保する手順を構築。再発防止プログラム整備もサポートします。

担当弁護士

川澤

草野

07

ハラスメント対応

Harassment Response

セクハラ、パワハラ、アカデミックハラスメントなど、多様化する問題に適切な対応策を講じます。相談窓口の設置や研修プログラムの導入など、予防と早期解決の仕組みづくりを支援。紛争調整救済措置にも対応します。

担当弁護士

福田

西野

藤本

藤井

尾川

08

学校事故

School Accidents

学校行事や部活動などで生じる怪我や事故について、適切なリスク管理と対応を行います。保険会社との交渉や損害賠償問題にも精通し、生徒・保護者との信頼関係を保ちながら解決。再発防止策の策定も十分にサポートします。

担当弁護士

水橋

福田

加藤

09

いじめ対応

Bullying Response

いじめ問題に直面した際、迅速かつ公正な対応が求められます。当事務所は法的視点から支援します。事実調査や証拠収集の方法、保護者との連携など、多角的なアプローチをサポート。再発防止にも注力し安心を守ります。

担当弁護士

西野

藤井

10

ダイバーシティ

Diversity & Inclusion

多様なバックグラウンドを持つ学生・教職員が共に活躍できるキャンパスづくりを法的側面から支援。障がい者支援や留学生対応、ジェンダー・セクシュアリティへの配慮など、多面的な整備を後押しし、公平に学べる環境づくりをサポートします。

担当弁護士

加藤

主な担当弁護士

Team

Yoichi Shimada

島田 陽一

1996年4月から2023年3月まで、早稲田大学法学学術院にて労働法を担当。早稲田大学においては、学生部長、キャンパス企画担当理事、常任理事・副総長を歴任し、大学行政に深く関与。

Shiyoji Takeuchi

竹内 彰志

初等・中等教育機関、各種学校、保育施設、放課後児童クラブ運営法人の顧問等を担当。近隣対応や保護者対応、事故防止等職員啓発、問題発生時の事実調査や行政対応、報道対応等の実績を有する。

Yuka Nishino

西野 優花

私立学校現場と自治体の教育委員会(指導課)での法務経験を有する。日常の学校法務のほか、いじめ重大事態発生時の外部第三者委員を務めることも多い。

Naoyasu Kawasawa

川澤 直康

大学および高等学校での法務経験を有する。不正調査や保護者対応、SNSを原因とする学校内トラブルの解決などに取り組む一方、コンプライアンス研修の講師なども行ってきた。

Chiemi Fujimoto

藤本 知英美

教員免許保有者としての知見を活かし、学校に関わる各種問題解決に注力している。また、複数のコンプライアンス調査を担当した経験から、予防法務にも力を入れている。

Chisako Fujii

藤井 智紗子

若い世代の抱える問題に向き合うことを自身にできる社会貢献の1つと位置づけ、学校での法教育授業やいじめ予防授業、子どもSNS相談担当など若い世代への発信や寄り添い活動に注力している。

Kenichiro Kawasaki

河﨑 健一郎

Masaru Tohyama

遠山 秀

Yoshiyuki Murakata

村方 善幸

Yukiko Moriyama

森山 裕紀子

Kenji Fukuda

福田 健治

Takanori Mizuhashi

水橋 孝徳

Keiji Kato

加藤 慶二

Ryo Kagayama

加賀山 瞭

Hiroto Inamura

稲村 宥人

Junko Hayashi

林 純子

Kana Ogawa

尾川 佳奈

Naoya Todoroki

轟 直也

Masato Kusano

草野 真人

書籍情報

Book Info

本書は、学校運営に欠かせない法的対応を早稲田リーガルコモンズ法律事務所の弁護士が丁寧に解説した、実践的なガイドブックです。令和5年の私立学校法改正に注目し、学校法人の透明性向上や教職員の処遇改善といった重要なテーマを取り上げました。また、学校の種類ごとに直面しやすい法的リスクを整理し、多様な教育現場で役立つ解決策を提案しています。

『学校運営の法務Q&A』は、単なる解説書にとどまらず、学校経営者、教職員、法務担当者が日々の課題を解決し、トラブルを未然に防ぐための「実践的な指針」として活用いただける一冊です。

書名

『学校運営の法務Q&A』

著者

早稲田リーガルコモンズ法律事務所 編、島田陽一 編、河﨑健一郎 編、西野優花 編

出版日

2024年12月26日

判型・ページ数

A5・320ページ

定価

4,400円(税込)

ISBN

9784845119677