本書は、学校運営に欠かせない法的対応を早稲田リーガルコモンズ法律事務所の弁護士が丁寧に解説した、実践的なガイドブックです。令和5年の私立学校法改正に注目し、学校法人の透明性向上や教職員の処遇改善といった重要なテーマを取り上げました。また、学校の種類ごとに直面しやすい法的リスクを整理し、多様な教育現場で役立つ解決策を提案しています。

さらに、元文部科学事務次官義本博司氏と、早稲田大学元副総長島田陽一弁護士による特別対談も収録。「教育は社会に開き、社会はいまの教育を理解する」というテーマのもと、現場の課題を深掘りし、その予防策や解決法について議論を展開しています。

『学校運営の法務Q&A』は、単なる解説書にとどまらず、学校経営者、教職員、法務担当者が日々の課題を解決し、トラブルを未然に防ぐための「実践的な指針」として活用いただける一冊です。