髙野 傑

パートナー 第二東京弁護士会所属

2009年に弁護士登録。以降、都内法律事務所において刑事事件を中心に取り扱ってきた。弁護士登録と同じ年に裁判員裁判制度が始まり、法廷で見て聞いてわかる裁判を実現するために法廷技術の習熟が必須であると感じ、法廷弁護技術研修を繰り返し受講。現在も研鑽を続けている。
裁判員裁判を含む起訴後の弁護活動だけでなく、被疑者段階での弁護実績も数多い。特に示談交渉については、依頼者の権利を最大限に擁護するとともに相手方に対する配慮も忘れない姿勢で、数多くの成功事例がある。その交渉姿勢から、被害者側の損害賠償交渉も依頼されてきた。また、「日本の黙秘権を問う訴訟(黙秘をしている人に対し検察官が56時間にわたる侮辱的な取調べを行ったことに対する国家賠償請求訴訟)」の代理人を務めている。
これまでの自身の経験を還元するため、弁護士に対する刑事弁護関係の研修の講師を数多く務める。さらに2022年4月に司法研修所の刑事弁護教官に任ぜられ、司法修習生に対しても指導を行っている。

 

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略歴

2006年 : 法政大学法学部卒業
同年 : 中央大学法科大学院入学
2008年 : 中央大学法科大学院卒業
2009年 : 弁護士登録(新62期)
都内法律事務所入所
2022年 : 当事務所参画

得意分野

刑事事件(裁判員裁判事件、少年事件含む)

役職、所属団体等

司法研修所刑事弁護教官(2022年〜2025年)
第二東京弁護士会裁判員センター副委員長(2014年〜2024年)
第二東京弁護士会裁判員センター委員長(2025年〜

著作等

季刊刑事弁護109号「検察官が量刑傾向の上限を超える求刑を行った事例」(現代人文社)
編集協力「神山啓史流あきらめない弁護術: 伝承していく刑事弁護」(現代人文社)
季刊刑事弁護123号「証拠一覧表をめぐる闘い」(現代人文社)

講演等

2024年2月20日:AERA取材対応「検察官から「ガキだよね」と罵倒された元弁護士が語る「黙秘しても罵詈雑言の取り調べが延々と」
2024年3月:法廷弁護技術研修講師(主催)第二東京弁護士会裁判員センター
2024年5月:法廷弁護技術研修講師(主催)日本弁護士連合会
2024年6月16日:弁護士JPニュース取材対応「なぜ弁護士は「黙秘」をすすめるのか? “冤罪”描くドラマ『アンチヒーロー』現実の事件との共通点」
2024年7月:法廷弁護技術研修講師(主催)第二東京弁護士会裁判員センター
2024年7月10日:CALL4取材対応「強い気持ちを持つ人しか行使できない日本の「黙秘権」は、もはや権利ではない」
2024年7月18日:【第一審判決】会見・判決報告会レポート「日本の黙秘権を問う訴訟」
2025年2月19日:弁護士JPニュース取材対応「“起訴”から2年経過も裁判が始まらない理由 「公判前整理手続き」で何が行われている?」
2025年5月1日:朝日新聞取材対応「『ガキだよね』私を侮辱した検察官 侵された黙秘権、最高裁は判断を
2025年6月:法廷弁護技術研修講師(主催)第二東京弁護士会裁判員センター
2025年11月:法廷弁護技術研修講師(主催)第二東京弁護士会裁判員センター
2025年12月2日:AbemaPrime出演 (※リンク:https://www.youtube.com/watch?v=UHGNL-jPyXE

ひとこと

裁判官も検察官もすべて人間です。人間は誤りを犯します。正しい判決を導くには当事者双方がそれぞれの立場から議論を尽くすしかありません。そのために刑事弁護人はいます。
依頼者である皆様に完全に寄り添って活動する。それが私が心に決めている弁護士の姿です。