久下 京太朗 弁護士インタビュー|コモンズ採用サイト
Associate Interview

久下 京太朗 弁護士インタビュー

アソシエイトとして幅広い企業法務に携わる久下 京太朗弁護士に、コモンズでの挑戦と今後の展望を聞きました。

Associate

久下 京太朗Kyotaro Kuge

久下 京太朗弁護士

入所2年目で企業法務から刑事弁護まで幅広く手がける久下 京太朗弁護士に、コモンズでのリアルな働き方について語ってもらいました。

これという専門は決めず、何でもやれる環境を求めていた

もともと刑事弁護を志望していたそうですが、コモンズを選んだ理由は何ですか?

久下そうですね。ただ、弁護士になった当初は「これ1本でいこう」という分野は特になくて。周りに弁護士も少なかったので、弁護士の仕事のイメージがあまり湧いていなかったんです。だから、まずは来た仕事を通して専門性を磨ければいいなと思っていました。

コモンズは、どの分野でも聞ける先生、アドバイスをもらえる先生がいそうだったので、それが一番の決め手でしたね。

他の事務所も検討されたのでしょうか。

久下3つほど見ましたが、大きすぎるところは考えませんでした。一般民事の小さい案件にも興味がありましたし、ずっと事務所にいるのは自分の性に合わないな、と。

あとは、所員全員の顔がわかるくらいの距離感というのも大事にしていました。働く上で人間関係を大事にするタイプなので。それに、先輩弁護士から「同期がいた方がいいよ」と聞いていたので、毎年複数人を採用していたのも魅力でした。東京でも意外と多くないんですよね。

もちろん、刑事弁護をやれそうだというのも条件でした。「刑事弁護ができる」という前提で、かつ「どんな仕事でも聞ける人がいる」というところが、自分には合っていました。

パートナーから同期まで、誰にでも聞けるフラットな関係

入所してみて、実際はどうですか?「聞ける環境」はありましたか?

久下おかげさまで、聞けていますね。英語案件のような難しそうなものは遠山先生に聞いたり、パートナーの先生から振られた仕事でわからない部分を別のパートナーの先生に聞いたりすることもあります。普段からその分野を扱っていそうな先生に聞きに行っています。

アソシエイト同士でもよく聞き合っています。僕の同期は、企業法務の僕、市民法務の花垣さん、学校や自治体法務系の轟さんと、やっている分野が違うんです。だから、お互いが知っていそうなことは同期のチャットで気軽に聞き合っています。

パートナーに聞くまでもないようなことは、まず1年上の先輩に聞く、という感じでした。事務所にいれば誰かしらいるので、普通に声をかけて聞いています。

久下 京太朗弁護士のインタビューカット

企業法務をメインに、裁判員裁判も。バランスの取れた働き方

現在はどのような案件が多いですか?

久下去年はM&Aが多かったのですが、今年は企業や労働者の訴訟、パートナーの顧問先企業からの相談対応、あとは破産管財人のサポート業務が多いですね。刑事事件は、まだ私選ではなく国選が主ですが、今、裁判員裁判もやっています。時間の割合でいうと、事務所の仕事が4で、刑事が1くらい。普段は齊藤先生、横倉先生、松本先生とご一緒することが圧倒的に多いです。2年目になり、クライアントとのやり取りの窓口を任される機会も増え、責任の大きさを感じています。

仕事で心がけていることはありますか?

久下やっぱり、報連相は何よりも大事にしています。パートナーの先生方はメールの処理件数がすごく多いので。また、迷惑をかけないように、期限を守ることは徹底しています。

あとは、同じミスをしないこと。指摘された箇所は「ミスリスト」みたいな形でメモしていて、次に同じ作業をするときには、それがチェックリストになるように工夫しています。

「やってみたい」が叶う場所。次は発信者情報開示や知財分野に挑戦したい

コモンズに入って良かったと思うことは何ですか?

久下個人的には、楽しいです。忙しすぎず、暇すぎず、ワークライフバランスも取れていると思います。仕事のパフォーマンスを上げるためにも、健康管理はしっかりしていきたいですね。

あと、これは入ってから気づいたことですが、公認会計士の資格を持つ先生がいるので、思ったより数字を扱うことが多かったですね。私も財務デューデリジェンス(DD)を経験し、自主的に簿記3級を取得しました。数字に強い弁護士であることは、経営者の視点に立ったアドバイスをする上で大きな強みになると感じています。M&Aの案件では、普通アソシエイトは一部の分野しか見られないことが多いと思いますが、コモンズの規模感だと全体を見渡せるので、相場感が掴めてすごく勉強になります。

去年、「訴訟をやりたいです」と言ったら、すぐに原告側と被告側、両方の案件を任せてもらえました。手を挙げればやらせてもらえる、というイメージはありますね。

最後に、今後の展望を教えてください。

久下まだ経験したことのない分野の方が多いので、まずは来た仕事を一つひとつやっていきたいです。その上で、この時代なので、発信者情報開示のような分野はちょっとやってみたいな、と。仕組みが面白そうなので、勉強してみたいです。もともと興味のある知的財産分野にも挑戦してみたいと考えています。

1日のスケジュール

久下弁護士に、オフィスワーク中心の日と外出が多い日のスケジュールを聞きました。

CASE 1:オフィスでじっくり業務に取り組む日

09:30
事務所着、メールや新聞チェック・1日のタスク確認
10:00
契約書レビューや起案作成
12:00
ランチ(事務所のメンバーと)
13:00
判例や文献のリサーチ
16:00
依頼者とオンライン打ち合わせ
17:00
所内弁護士とオンライン打ち合わせ
18:00
夕食(自炊を増やしたい…)
19:00
起案作成
21:00
業務終了、帰宅

CASE 2:接見など、外出が多い日

10:00
東京拘置所で接見
11:00
東京拘置所で接見(2人目)
12:30
事務所着、ランチ(事務所のメンバーと)
14:00
起案作成やリサーチ
16:00
依頼者とオンライン打ち合わせ
17:30
夕食(やはり自炊を増やしたい…)
18:00
オンラインで研修参加
20:00
起案作成やリサーチ
21:00
業務終了、帰宅

※日によっては、午前中に裁判所(東京地裁中目黒庁舎など)の債権者集会に参加してから事務所に戻る日もあります。